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霞ヶ浦の帆引き船物語
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帆引き船の民俗
 
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道具
 
ヨコダ
ヨコダは竹で編んだ丈夫なザルのようなものです。漁には欠かせない道具の一つでした。
 
帆引き網漁師の夫婦の会話です。
  「おーい、帰って来たで!」
「どーっだった?」
「今日はだめだった」
大漁の時はとなりに聞こえるように「今日は大漁だ!」
  ヨコダ
  舟から魚を受け取るのは奥さんの役割でした。
水の中にズボンのすそをまくって入り魚を入れてあるヨコダを受け取ります。
一つのヨコダに10kgから15kgくらい魚が入りました。ヨコダは5枚くらい船に積んでもって行きました。川魚は傷みが早いため、漁の途中で獲った魚を岸まで運ぶこともありました。
ヨコダは丈夫で軽く、魚の持ち運びに便利な道具だったのでしょう。
 
 
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