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帆引き船とは
> 帆引き船の製作工程[根板と上板]
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根板と上板
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ジマツラ(トネ木)と竜骨
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地そうがん(帆柱立て)の取り付け
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アカ(銅板)張り
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完成状況
船の敷板から立ち上げる板が根板と上板である。根板はほぼ水中にあり、船の横揺れを防ぐために勾配を広く取り、上板は敷板に対しほぼ垂直に近い。上板はいわゆる船の側面、船べりを指す。
帆引き船は風による横転を防ぐためと横に走らせるため、根板の角度が開いている。
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型は、敷板に対して根板を取り付けるためのもの。
根板と上板を取り付けるときも同様である。
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開きの型で根板の勾配を決める。