読み上げる
  • 更新日:2021年10月14日

非常持出品・備蓄品

地震、津波、台風や大雨が原因で起こる土砂災害や洪水、浸水などの災害はいつ起こるかわかりません。災害が起こったとき、自分や家族を守るためにも、普段から、災害が起こった時のための準備をしておく必要があります。避難する時の「非常持出品」と、被災直後の生活に必要な「備蓄品」を準備しておきましょう。

非常持出品

避難するとき最初に持ち出す「非常持出品」は、災害直後から混乱が収まるまでの数日間、自給自足するための物資です。避難するときにいち早く必要な物を持ち出せるよう、リュックなどの袋にまとめ、目につきやすいところに置きましょう。また、袋の中身は定期的に点検して、使用期限などを確認しておきましょう。

非常持出品の一例 

  • 非常食 ※缶詰やクラッカーなど、火を通さずに食べられるもの。
  • 飲料水 ※ペットボトル入りが便利
  • 携帯ラジオ(予備の電池) ※手動で充電できるものや、携帯電話が充電できるものなどもあり便利
  • 携帯電話用充電器
  • 懐中電灯(予備の電池・電球) ※できれば1人に一つずつ用意
  • ヘルメット・防災ずきん
  • ホイッスル
  • 地図
  • 歯ブラシ
  • ブランケット
  • 救急医薬品(傷薬、ばんそうこう、解熱剤、かぜ薬など)
  • 常備薬・お薬手帳
  • 貴重品
  • 小銭(公衆電話用)
  • 健康保険証
  • ナイフ、缶切り、栓抜き
  • ティッシュペーパー・ウエットティッシュ
  • タオル
  • ビニール袋
  • 上着・下着
  • 軍手
  • シート
  • 衛生用品(マスク・消毒液、体温計など)

持ち出し品

 

こんなものも用意しておきましょう

妊産婦や乳幼児のいる家庭(共通のもの)

  • 母子健康手帳
  • 医療福祉費受給者証(マル福)
  • 医療機関連絡先カードなどのかかりつけ医のわかるもの
  • 紙コップ(哺乳瓶の代用)
  • 水筒(保温機能のあるもの)
  • 授乳ケープ(大き目のスカーフなど)

乳幼児のいる家庭

  • 粉ミルク・液体ミルク(小分けのものが便利です)
  • ミルク調合用の飲料水
  • 哺乳瓶
  • 子どもの年齢に適した食料
  • スプーン・フォーク・コップ
  • 紙おむつ・おしりふき
  • 着替え・スタイ・バスタオル
  • タオル・ガーゼ・綿棒・歯ブラシなどの衛生用品
  • だっこひも・おんぶひも
  • お気に入りのおもちゃ・絵本
  • 身元・連絡先のわかるもの

哺乳瓶

妊婦のいる家庭

  • 生理用品
  • マタニティマーク・分娩準備品

要援護者のいる家庭

  • おむつ・紙パンツ
  • 持病等の薬
  • メガネ・杖・補聴器など

薬

備蓄品

ライフラインの途絶などで救援活動が長期に受けられないことを想定して、最低1週間程度生活できるよう、水や食料などを各家庭で蓄えておきましょう。

備蓄品の一例 

  • 食料品(缶詰、レトルト食品、ドライフーズなど) ※非常食7日分以上を備蓄
  • 水(1人あたり1日3リットル、最低でも3日分)
  • ティッシュペーパー・ウエットティッシュ
  • 燃料(卓上コンロ、固形燃料、予備のガスポンべ)
  • 毛布、タオルケット、寝袋など
  • 洗面用具
  • なべ、やかん、ナイフなどの調理器具
  • 紙皿・紙コップ・割りばし
  • ラップ、アルミホイルなど
  • マスク、使い捨てカイロなど
  • 工具セット
  • 簡易トイレ
  • 女性用の衛生用品

など

保存食

※備蓄品は、家族全員がわかる場所に保管しましょう。

その他

定期的なチェックを忘れずに

非常持出品は、半年に1回程度の割合で中身を点検しましょう。
飲料水や非常食の賞味期限・消費期限のチェックをはじめ、医薬品などの使用期限、電池切れなどの確認は重要です。
また、家族構成や健康状態の変化などによっても必要となるものや量が変わってきます。いったん準備してもそれで安心せず、定期的な見直しを忘れずに行いましょう。

保存水

備蓄品は「ローリングストック法」を

非常食は袋や棚の奥にしまいこんだままにしておくと、いざという時に賞味期限や消費期限が切れていることがあります。
そんな無駄を防ぐためにおすすめなのが、普段のストックの延長を備蓄と考える「ローリングストック法」といわれる方法です。新しく缶詰を買ったらそれをいちばん奥にしまい、押し出された古い缶詰を先に食べるといったサイクルをつくり、消費と補充のバランスをとります。また、日頃から非常食を食べる習慣があれば、栄養の偏らない非常食の品ぞろえを考えるのにも役立ちます。

ローリングストック

備蓄品の確保

これまでは災害時に、備蓄は3日分あれば十分といわれていましたが、非常に広い地域に甚大な被害が及ぶ可能性のある「南海トラフ巨大地震」では、「1週間以上」の備蓄が望ましいといわれています。
1週間分といわれると大量に非常食を買い込む必要があると思いがちですが、非常食だけに捉われるのではなく、「冷蔵庫の中や台所などにある食料」に目を付ければ、1週間分の備蓄となる非常食は意外と確保できるものです。また、調理方法(レシピ)もストックしておけば、「おいしい食の備え」が出来上がります。

できることから始めよう!防災対策 第3回‐内閣府防災情報のページ(外部リンク)

問い合わせ先

このページに関するお問い合わせは危機管理課です。

千代田庁舎 〒315-8512 かすみがうら市上土田461番地

電話番号:(代表)0299-59-2111 / 029-897-1111 (直通)0299-56-2326

メールでのお問い合わせはこちら

アンケート

かすみがうら市公式ウェブサイトをより良いサイトにするために、皆さまのご意見・ご感想をお聞かせください。
なお、この欄からのご意見・ご感想には返信できませんのでご了承ください。

Q.このページはお役に立ちましたか?