音声読み上げ
音声読み上げを開始します
読み上げる
  1. ホーム
  2. 学校教育情報>
  3. 小中学校の施設の状況について>
  4. 小中学校施設の耐震化状況について

学校教育情報

小中学校施設の耐震化状況について

学校施設の耐震化について

耐震化の必要性

学校施設は、児童生徒が一日の大半を過ごす学習・生活の場であるとともに、災害発生時には地域住民の避難場所となるなど重要な役割を担っており、その耐震化を早急に進める必要があります。

耐震化への取り組み

かすみがうら市の学校施設は、殆んどが昭和56年以前の旧耐震基準により建築されております。旧耐震基準の施設については、平成18年度に耐震化の優先順位を決めるための耐震化優先度調査を実施し、平成20年度に全体の半数の学校について耐震診断(2次診断)を実施しています。
なお、平成28年度末において学校施設の耐震化率(整備)は100%を達成しております。

耐震診断

昭和56年以前の旧耐震基準により建築された既存建築物について、国が定めた診断基準に基づき、現況調査、構造計算及び専門家の工学的判断により、その耐震性能を診断するものです。この診断により、診断対象建築物が大地震(震度6強程度)にあった場合、人命を失うような倒壊をするか否かが判定されます。

学校施設の耐震化状況

学校名 区分 構造 階数 建設日 面積 耐震基準 診断実施 Is値
霞ヶ浦南小 16-1 校舎 R 3 S53.3.1 1,306 H20 0.71
霞ヶ浦南小 16-2 校舎 R 3 S54.3 1,532 H20 0.71
霞ヶ浦南小 20 屋体 S 1 S56.3.1 715 H20 0.75
霞ヶ浦南小 23 校舎 R 1 H8.3.1 285    
霞ヶ浦南小 26 校舎 R 2 H27.12.25 800    
霞ヶ浦南小 27 プール R 1 H28.2.28 350    
霞ヶ浦北小 1-1 校舎 R 3 S56.10.1 1,177 H21 0.78
霞ヶ浦北小 1-2 校舎 R 3 S57.3.1 1,202 H21 0.78
霞ヶ浦北小 1-3 校舎 R 3 S58.3.1 1,645 H21 0.70
霞ヶ浦北小 5-1 屋体 S 1 S63.3.1 1,205    
霞ヶ浦北小 5-2 校舎 S 1 S63.3.1 193    
下稲吉小 9-2 校舎 R 2 S48.2.1 1,070 H20 0.83
下稲吉小 20 校舎 S 2 H20.1.1 888    
下稲吉小 23 校舎 R 3 H24.12.17 2,290    
下稲吉小 24 屋体 R 2 H26.2.28 1,416    
下稲吉小 25 校舎 S 3 H28.9.1 2,218    
下稲吉東小 1-1 校舎 R 3 S54.3.1 2,112 H20 0.89
下稲吉東小 1-2 校舎 R 3 S54.5.1 1,896 H20 0.89
下稲吉東小 1-3 校舎 R 3 H8.3.1 956    
下稲吉東小 5 屋体 S 2 S54.12.1 928 H20 0.89
霞ヶ浦中 12-1 校舎 R 3 S59.3.1 1,349    
霞ヶ浦中 12-2-1 校舎 R 2 S60.3.1 777    
霞ヶ浦中 12-2-2 校舎 R 3 S60.3.1 2,452    
霞ヶ浦中 20-1 屋体 R 2 H1.3.1 2,340    
千代田義務教育学校 18-1 校舎 R 3 S58.3.1 2,399    
千代田義務教育学校 18-3 校舎 R 3 S58.5.1 741    
千代田義務教育学校 18-4 校舎 R 3 S61.2.1 841    
千代田義務教育学校 23 武道場 S 1 S61.2.1 406    
千代田義務教育学校 24-1 屋体 R 3 H4.4.1 2,683    
千代田義務教育学校 27-1 校舎 R 2 R4.2.1 3,088    
下稲吉中 1-1 校舎 R 4 S56.3.1 1,764 H20 0.72
下稲吉中 1-2 校舎 R 4 S56.5.1 3,416 H20 0.72
下稲吉中 1-3 校舎 R 4 S60.1.1 379    
下稲吉中 1-4 校舎 R 4 H4.3.1 566    
下稲吉中 6 屋体 S 2 S56.12.1 980    
下稲吉中 8 武道場 S 1 S60.1.1 406    

※昭和56年以前の旧耐震基準により建築された学校施設で、木造以外の校舎等で階数が2階以上、または延床面積の合計が200平方メートルを超える施設が耐震化の対象です。
※建築基準法施行令が昭和56年6月1日に改正され、この日以後に建築確認を受けた建築物については新耐震基準が摘要されています。
※この状況は、平成29年3月31日現在の耐震化状況です。

耐震性能を診断する方法

耐震診断調査・・・・・構造耐震指標(Is値)

Is値は、耐震診断の中で建物の保有する耐震性能を構造耐震指標です。この指標によって総合的に耐震性について評価しています。地震力に対する建物の強度、地震力に対する建物の靭性(変形能力、粘り強さ)が大きいほど、この指標も大きくなり、すなわち耐震性能が高くなります。 学校施設では、Is値が0.7を基準としています。よって基準値以上の場合は、新耐震基準で建てられた建物と同等の耐震性があり、耐震補強工事の必要はありません。しかし、下回る場合は耐震補強工事等を行い、基準値以上にする必要があります。

Is値の範囲 危険性
Is値0.3未満 大地震(震度6強程度)に対して倒壊または崩壊する危険性が高い。
Is値0.3以上0.6未満 大地震(震度6強程度)に対して倒壊または崩壊する危険性がある。
Is値0.6以上 大地震(震度6強程度)に対して倒壊または崩壊する危険性が低い。

 

用語の解説

用語 解説
第2次耐震診断 柱・壁・コンクリート強度・鉄筋量等から建物の強さと粘りを推定する診断方法。
実施設計 耐震性能不足と判断された建築物に対して補強方法の検討を行い、耐震性向上案を設計。
RC造 鉄筋コンクリート造
S造 鉄骨その他造
耐震基準 現行の基準は昭和55年に建築基準法施工令の構造規定が改正、昭和56年に施行された。この基準では中規模地震(震度5程度)において建物の水平変位量を仕上げ・設備に損害を与えない程度(階高の1/200以下)にコントロールして被害を軽微な程度に留めるとともに、大規模地震(震度6程度)では中規模地震の倍程度の変位は許容するが、建物の倒壊を防ぎ圧死者を出さないことを目標としている。
旧基準 現行の耐震基準が改正・施行された昭和56年度以前に建築された建築物。
新基準 昭和57年度以降に建築された建築物。現行の耐震基準に対応。(昭和56年6月1日以後に建築確認を受けた建築物については新耐震基準が摘要されています。)

問い合わせ先

このページに関するお問い合わせはかすみがうら市教育委員会学校教育課です。

〒300-0134 かすみがうら市深谷3719-1

電話番号:0299-59-2111 / 029-897-1111

メールでのお問い合わせはこちら