○かすみがうら市環境美化に関する条例

平成17年3月28日

条例第104号

目次

第1章 総則(第1条―第6条)

第2章 空き缶等の投げ捨て禁止及び指定容器の設置(第7条―第10条)

第3章 空き地の管理の適正化(第11条―第17条)

第4章 環境美化の促進(第18条・第19条)

第5章 飼い犬のふん害防止(第20条・第21条)

第6章 雑則(第22条・第23条)

第7章 罰則(第24条)

附則

第1章 総則

(目的)

第1条 この条例は、地域の環境保全の推進及び美観の保護を図り、もって環境に配慮した住民活動を促し、環境に調和した地域社会を構築することを目的とする。

(定義)

第2条 この条例において、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによる。

(1) 空き地 宅地化された地区での建造物等の所在地周辺で、現に人が使用していない土地をいう。

(2) 危険状態 雑草が繁茂(枯れ草の密集を含む。)し、かつ、それらが放置されていることにより、空き地が次に掲げるいずれかの状態にあるものをいう。

 人の健康を害し、又は害するおそれのある状態

 火災又は犯罪が発生するおそれのある状態

 及びに掲げるもののほか、良好な生活環境を阻害し、又は阻害するおそれのある状態

(3) 指定容器 金属製又はガラス製及びペットボトルの飲料用の包装容器

(4) 資源化 一度使用した物を原材料とすること、又は再度使用できる状態に置くことをいう。

(5) 市民等 市民並びに本市の区域内に滞在する者(勤務、通学等をする者を含む。)及び区域内を通過する者をいう。

(6) 事業者 容器に収納した飲料若しくは食べ物等を製造し、輸入し、又は販売する事業を行う者及びその団体をいう。

(7) 占有者等 土地又は建物を占有し、又は管理する者をいう。ただし、次号に掲げる空き地所有者等を除く。

(8) 空き地所有者等 空き地を所有し、占有し、又は管理する者をいう。

(市の責務)

第3条 市長は、第1条の目的を達成するため、総合的な環境美化の促進に関する施策を策定し、市民等、事業者、占有者等及び空き地所有者等に対して、必要な協力の要請を行うものとする。

2 市長は、市民等、事業者、占有者等及び空き地所有者等に対して、環境美化を促進するため、知識の普及及び意識の向上を図る等、必要な措置を講じなければならない。

(市民等の責務)

第4条 市民等は、良好な環境の保全及び創造に自ら努めるとともに、前条第1項の規定により市が実施する環境美化の促進に関する施策に協力しなければならない。

(事業者の責務)

第5条 事業者は、第3条第1項の規定により市が実施する環境美化の促進に関する施策に協力しなければならない。

2 事業者は、事業所及びその周辺その他の事業活動を行う地域において、清潔な環境が保持されるよう自らの責任と負担において必要な措置を講ずるとともに、被用者の意識の啓発に努めなければならない。

(占有者等の責務)

第6条 占有者等は、第3条第1項の規定により市が実施する環境美化の促進に関する施策に協力しなければならない。

2 占有者等は、占有又は管理する土地及び建物における空き缶等のごみの散乱を防止するため、土地又は建物の利用者へ啓発を行うとともに、土地及び建物の管理の範囲等において環境整備のために必要な措置を講じなければならない。

第2章 空き缶等の投げ捨て禁止及び指定容器の設置

(空き缶等の投げ捨ての禁止)

第7条 市民等は、空き缶等をみだりに投げ捨ててはならない。

2 市民等は、歩行中の喫煙をしないよう努めなければならない。

(投げ捨て禁止違反者への勧告)

第8条 市長は、前条第1項に違反した者に対し、期限を定めてその行為の中止又は原状回復を勧告することができる。

2 前項の規定による勧告を受けた者は、必要な措置を講ずるとともに、規則の定めるところにより、市長に報告しなければならない。

(投げ捨て禁止違反者への命令)

第9条 市長は、前条の規定による勧告を受けた者が、正当な理由がなくその勧告に従わないときは、その違反者に対し、期限を定めてその行為の中止又は原状回復を命令することができる。

2 市長は、前項の規定による命令をしようとするときは、あらかじめ当該命令を受けるべき者にその理由を通知し、弁明の機会を与えなければならない。

3 第1項の規定による命令を受けた者は、必要な措置を講ずるとともに、規則の定めるところにより、市長に報告しなければならない。

(指定容器等の回収容器の設置)

第10条 事業者は消費者に散乱防止の啓発を行うとともに、販売する場所に容器の回収のための容器を設置し、適正にこれを管理しなければならない。

第3章 空き地の管理の適正化

(空き地所有者等の責務)

第11条 空き地所有者等は、その所有し、占有し、又は管理する空き地が危険状態にならないよう適正にこれを管理しなければならない。

(空き地の調査等)

第12条 市長は、前条の規定による適正な管理がなされていない空き地があると認めるときは、この条例の施行に必要な限度において、その職員に当該空き地に立ち入らせ、必要な調査をさせ、又は関係者に質問させることができる。

2 前項の規定による立入調査又は質問をする職員は、その身分を示す証明書を携帯し、関係者にこれを提示しなければならない。

3 第1項の規定による立入調査の権限は、犯罪捜査のために認められたものと解釈してはならない。

(空き地所有者等への助言等)

第13条 市長は、前条の規定による調査により危険状態にあると認める空き地の空き地所有者等に対し、当該空き地について適正な管理がなされるよう必要な助言又は指導をすることができる。

(空き地所有者等への勧告)

第14条 市長は、前条の規定による助言又は指導をした場合において、空き地所有者等がなお当該空き地を危険状態に置いていると認めるときは、当該空き地所有者等に対し、期限を定めて当該空き地の適正な管理のために必要な措置を講ずべき旨の勧告をすることができる。

(空き地所有者等への命令)

第15条 市長は、前条の規定による勧告を受けた空き地所有者等がその勧告に従わないときは、当該空き地所有者等に対し、期限を定めて、その勧告に係る措置を講ずるよう命ずることができる。

(空き地所有者等の公表)

第16条 市長は、前条の規定による命令を受けた空き地所有者等が、正当な理由なく、同条の期限内に当該命令に従わなかったときは、次に掲げる事項を公表することができる。

(1) 前条の規定による命令に従わない空き地所有者等の住所及び氏名(法人にあっては、その名称、代表者の氏名及び主たる事務所の所在地)

(2) 前条の規定による命令の対象となる空き地の所在地

(3) 前条の規定による命令の内容

(4) 前3号に掲げるもののほか、市長が必要と認める事項

2 市長は、前項の規定により公表をしようとするときは、あらかじめ、当該命令を受けた空き地所有者等に意見を述べる機会を与えなければならない。ただし、その者が正当な理由なく意見の聴取に応じないときは、この限りでない。

(空き地に対する行政代執行)

第17条 市長は、第16条の規定による命令を受けた空き地所有者等がその命令に従わない場合において、空き地所有者等がなお当該空き地を危険状態に置き、その安全性を確保せずに放置することが著しく公益に反すると認められるときは、行政代執行法(昭和23年法律第43号)に定めるところにより、自ら空き地所有者等のなすべき行為をなし、又は第三者をしてこれをなさしめ、その費用を当該空き地所有者等から徴収することができる。

第4章 環境美化の促進

(環境美化促進重点地域の指定)

第18条 市長は、環境美化の促進及び美観の保護を重点的に行う必要があると認める地域については、環境美化促進重点地域(以下「重点地域」という。)として指定することができる。

2 市長は、重点地域を指定しようとするときは、規則の定めるところにより、これを告示しなければならない。

3 重点地域の指定は、前項の規定による告示によって、その効力を生ずる。

4 前2項の規定は、重点地域の変更又は廃止について準用する。

(環境美化委員会議の設置)

第19条 市長は、地域におけるごみの投棄防止のために、環境美化委員会議(以下「会議」という。)を置く。

2 会議は次の各号に掲げることを行うものとする。

(1) 市民に対する指導、助言及び啓発に関する事項

(2) 市に対する情報の提供、提言に関する事項

(3) その他ごみの投棄防止のために必要な事項

3 会議について必要な事項は別に定める。

第5章 飼い犬のふん害防止

(飼い犬のふんの放置の禁止)

第20条 飼い犬(所有者のある犬をいう。以下同じ。)の所有者(所有者以外の者が飼養し、及び管理する場合は、その者を含む。以下「飼い主」という。)は、当該飼い犬が屋外においてふんを排泄した場合には、当該ふんを放置してはならない。

2 飼い主は、飼い犬を屋外で運動させる場合は次の各号に掲げる事項を遵守しなければならない。

(1) 飼い犬を鎖、綱等でつなぎ、制御できるようにすること。

(2) 飼い犬のふんを処理するための用具を携行すること。

(3) 飼い犬のふんにより公共の場所並びに他人の土地、建物及び工作物を汚したときは、直ちに処理すること。

(飼い主に対する指導)

第21条 市長は、飼い主が前条第1項の規定に違反して、同条第2項各号に掲げる事項を遵守していないと認めるときは、当該飼い主に対し、必要な指導をすることができる。

第6章 雑則

(委任)

第22条 この条例の施行に必要な事項は、規則で定める。

(適用上の注意)

第23条 この条例の適用に当たっては、市民等、事業者、占有者等及び空き地所有者等の権利を不当に侵害しないよう留意しなければならない。

第7章 罰則

第24条 第9条第1項の規定による命令に違反した者は、3万円以下の罰金に処する。

附 則

(施行期日)

1 この条例は、平成17年3月28日から施行する。

(経過措置)

2 この条例の施行の日(以下「施行日」という。)の前日までに、合併前の霞ヶ浦町環境美化に関する条例(平成9年霞ヶ浦町条例第27号。以下「合併前の条例」という。)の規定によりなされた処分、手続その他の行為は、この条例の相当規定によりなされたものとみなす。

(罰則に関する経過措置)

3 施行日の前日までにした行為に対する罰則の適用については、なお合併前の条例の例による。

附 則(平成26年3月31日条例第7号)

この条例は、平成26年7月1日から施行する。

かすみがうら市環境美化に関する条例

平成17年3月28日 条例第104号

(平成26年7月1日施行)

体系情報
第8編 市民生活/第4章 環境保全・防災
沿革情報
平成17年3月28日 条例第104号
平成26年3月31日 条例第7号