家庭用洗剤に含まれる界面活性剤でコロナウイルスが消毒できます(6月9日更新)
新型コロナウイルス感染拡大に伴い品薄となっていた消毒用アルコール類が店頭やネット通販でも見かけられるようになりました。
感染拡大防止のために、多くの方が手指やテーブル、手すり、ドアノブなどで消毒をされています。消毒用アルコールは便利ですが、引火性の液体で揮発しやすいため、換気の悪い場所で大量に使用することは大変危険です。そこで、注目されているのが界面活性剤を使った消毒です。
経済産業省からの要請を受け、NITE(独立行政法人 製品評価技術基盤機構)が住宅・家具用の洗剤について検証実験を行い、5月28日有識者検討委員会が開催され、有効性を以下のように発表しました。
新型コロナウイルス感染の第2波・3波に備え、以下の界面活性剤を含む家庭用洗剤を見なおし、使用方法を確認していきましょう。
【有効性が確認された界面活性剤と濃度】
・直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(0.1%以上)
・アルキルグリコシド(0.1%以上)
・アルキルアミンオキシド(0.05%以上)
・塩化ベンザルコニウム(0.05%以上)
・ポリオキシエチレンアルキルエーテル(0.2%以上)
・塩化ベンゼトニウム(0.05%以上)
・塩化ジアルキルジメチルアンモニウム(0.01%以上)
これらの界面活性剤は、家庭用洗剤の主成分としても使用されています。
◎住宅家具用洗剤では「かんたんマイペット」「マジックリン」「バスピカ」など、台所用洗剤では「キュキュット」「ジョイ」「チャーミー」などが、界面活性剤を含んでいます。
なお、その他の界面活性剤を含む製品名の一覧は、こちら(新しいウインドウで開きます)になります。
☆使用にあたっては、次の点に注意してください。
・手指や皮膚には使用しない
・スプレーボトルでの噴霧はしない
・作りおきはしないで使い切る
・対象がプラスチックの場合は、すぐに拭き取る
・塗装された表面、布、木、壁は痛めたり染みになるので避ける
・高価な製品を買うよりも家庭用洗剤を見直して、使いましょう。
◎使用方法の詳細は、「ご家庭にある洗剤を使って 身近な物の消毒をしましょう(新しいウインドウで開きます)を参照ください。
☆次亜塩素酸水については、現在のところ、同委員会では判定に至らず、引き続き検証試験を実施することとされております。消毒目的で有人空間に噴霧する安全性・有効性については、経済産業省サイトの「ファクトシート(新しいウインドウで開きます)」をご確認下さい。
関連ファイルダウンロード
- ご家庭にある洗剤を使って 身近な物の消毒をしましょうPDF形式/267.46KB
- ファクトシートPDF形式/288.99KB
- 家庭用洗剤リスト(6月8日)PDF形式/246.71KB

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このページに関するお問い合わせは健康づくり増進課(保健センター)です。
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- 2020年6月9日9時45分