９月６日（日）に、待ちに待った稲刈りを行いました。５月に田植えした古代米は、

見事に黄金色の稲穂となりました。

   今年はまだ水が抜けきらず、どろどろの田んぼの中で、参加者そして市民学芸員の

方々一同、悪戦苦闘しながらの稲刈りとなりました。例年は、１時間程度で終了する

作業が、２時間以上かかりました。  水が多い田んぼでしたので、ザリガニやクチボソ

（モツゴ）などがたくさんおり、子供たちは大変喜んでいました。

  刈り取った稲は、杉の木と竹で組まれたオダにかけて、天日乾燥させました。１本の

稲穂には、１００粒以上の籾が数えられ、籾をむいてみると黒く色付いた米が顔を出し

ました。これから乾燥を１週間程度行い、脱穀・選別・籾摺りを経て、玄米に仕上げる

予定です。

 　    泥田の中、子供たちは、長靴を脱ぎ、裸足になって稲刈りをしました。

        少々疲れましたが、最後はみんな笑顔で集合写真に納まりました。