読み上げる
  1. ホーム
  2. まちの魅力>
  3. 帆引き船>
  4. 帆引き船とは
  • 更新日:2016年11月8日

帆引き船とは

帆引き船を使った帆引き網漁は、明治13年(1880)、シラウオ漁を目的に旧霞ヶ浦町の折本良平によって考案された。その後、ワカサギ漁の主役として昭和42年(1967)までの約100年間、霞ヶ浦漁業の花形として一世を風靡した。

帆引き船は、帆を使い風の力によって船を横に流し漁をする。漁法は打瀬網漁に分類されるが、その操業方法は似て非なるものといえる。そのもっとも異なる点は、帆げたからのつり縄にある。

このつり縄の考案こそ折本良平最大の発明であり、帆引き船メカニズムの原点といってもよい。

折本良平は、帆引き船の発明を自己の利益に固執することなく、霞ヶ浦周辺の多くの漁師たちに自ら伝え、地域社会の公益を優先させた。

帆引き船は凧の原理を応用し船を横に流して漁を行う、世界唯一の漁船と考えられる。また、風のない日は漁をせず、霞ヶ浦の自然の摂理にかなう漁法でもあった。

帆引き船は霞ヶ浦が世界に誇る文化遺産といえよう。

   『』の画像

問い合わせ先

このページに関するお問い合わせは観光課です。

霞ヶ浦庁舎 〒300-0192 かすみがうら市大和田562番地

電話番号:(代表)0299-59-2111 / 029-897-1111 (直通)029-886-3307

メールでのお問い合わせはこちら

アンケート

かすみがうら市公式ウェブサイトをより良いサイトにするために、皆さまのご意見・ご感想をお聞かせください。
なお、この欄からのご意見・ご感想には返信できませんのでご了承ください。

Q.このページはお役に立ちましたか?