読み上げる
  • 更新日:2016年11月9日

方向を変える仕組み

帆引き船は、風まかせに流しているだけの漁ではない。漁師の意思によって45度まで方向を変えることができる。左右合わせて90度の範囲を漁場とすることができた。また、ジグザグに走らせることで、長い時間、網を曳くことも日常的に行われていた。

左右両端の上部の帆に取り付けられた手綱を引くことによって、引かれた方の帆にあたる風の力が弱まり、船は引いた方へ曲がってゆく。

手綱のことを「ものぐさ縄」という。

ものぐさ縄を引く

出し縄づめの一方を引く width=                                  
 
船首と船尾から網にのびる出し縄づめの一方を引く。網の水圧(網の重さ)を利用して、強制的に船を曲げる手法である。早く曲がるが、力が必要となる。
 
  • 出し縄づめを引く

出し縄づめを引いている

問い合わせ先

このページに関するお問い合わせは観光課です。

霞ヶ浦庁舎 〒300-0192 かすみがうら市大和田562番地

電話番号:(代表)0299-59-2111 / 029-897-1111 (直通)029-886-3307

メールでのお問い合わせはこちら

アンケート

かすみがうら市公式ウェブサイトをより良いサイトにするために、皆さまのご意見・ご感想をお聞かせください。
なお、この欄からのご意見・ご感想には返信できませんのでご了承ください。

Q.このページはお役に立ちましたか?