藤切り祇園祭
- 指定年月日
平11.11.25 - 所在地
かすみがうら市深谷 藤切り坂 - 所有者又は管理者
八坂神社
深谷八坂神社の祭礼で毎年7月第4土曜日(以前は旧暦6月21日)の宵祇園の日に行われます。
八坂神社を祀る深谷地内の深谷一・二集落、上郷集落、東部集落、下郷集落、幕田集落が5年を1周として巡まわりで上当(頭)・下当(頭)をつとめます。御輿をかついだり、藤を切るのは上当、藤づるや大魚(堅木の丸太をナラなどの小枝で包んだもの)を用意するのは下当の役目とされています。
宵祇園の日の午後、御輿の小浜下りが始まり、その帰途御輿が藤切り坂にさしかかると、下当の若衆が土手の上で藤づるを力いっぱいまわし、これをさえぎります。上当の者は、薙刀で四苦八苦してこれを切り、次に坂の上にある大魚をナタで切ります。これで御輿が通ることができ、藤切りの行事は終了します。この藤づるを切る行為には、幾多の困難を乗り切るという意味が込められており、疫病退散、五穀豊穣、民生安定を祈願する行事として、現在も続けられています。
問い合わせ先
このページに関するお問い合わせはかすみがうら市歴史博物館です。
〒300-0214 かすみがうら市坂1029-1
電話番号:029-896-0017 ファクス番号:029-896-1168
アンケート
かすみがうら市公式ウェブサイトをより良いサイトにするために、皆さまのご意見・ご感想をお聞かせください。
なお、この欄からのご意見・ご感想には返信できませんのでご了承ください。
- 2017年9月25日9時40分
- 印刷する