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  • 更新日:2016年10月7日

鰐口

【県指定文化財】

鰐口

鰐口は、社寺の建物の軒下に吊るし、祈願のために前に垂らした綱を引いて打ち鳴らす梵音具です。本鰐口は、青銅製で直径33センチメートル、厚さ7.3センチメートルを計り、全体的に薄手の作です。中央の撞座を直径6cmの蓮華座とし、その外は同心円の圏線によって5区に分けられており、外側に下記のような銘文が陰刻されています。 

「常州國南野庄安食郷太宮鰐口 応永十年癸末三月廿八日 浄超敬白」  

この銘文から、太宮神社の社僧である浄超が応永10(1403)年に奉納したものであることが分かります。 

所在地 かすみがうら市安食1071
所有者または管理者 太宮神社

地図を見る:太宮神社

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