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展示案内

世界湖沼会議開催記念特別展「日本漁業史の中の帆引き船」

第17回世界湖沼会議開催記念平成30年度第41回特別展「日本漁業史の中の帆引き船」

『日本漁業史の中の帆引き船ポスター』の画像

霞ヶ浦の帆引き船は、明治13年に考案されたものと伝えられています。帆引き船は、漁法分類から打瀬網漁に位置付けられ、この打瀬網漁は大阪湾で江戸時代に始まったとされています。打瀬網漁は、漁獲の利が頗る高いものであったため、当初は乱獲の恐れがあると危険視されましたが、日本漁業史上において画期的な漁法となり、漁業振興に大いに貢献していきました。その成果から瞬く間に全国各地で打瀬網漁は普及していきます。ただ、ほとんどの打瀬網漁は、沿岸漁業で実施された漁法で、内水面漁業としては霞ヶ浦の帆引き船が唯一用いられました。ここに霞ヶ浦漁業の特殊性が見出せます。帆引き船が導入される前の霞ヶ浦漁業は、大徳網と呼ばれる多人数で実施する網漁が主流で、この状況に打瀬網漁の情報や技術が入り、帆引き船が開発されていったと考えらえます。帆引き船は、次第に霞ヶ浦沿岸地域各所に広まり、最盛期には900艘を数えるに至ったと伝えられています。さらに帆引き船の発明によって、水産加工が盛んになると共に、霞ヶ浦の魚を広める存在ともなりました。佃煮、桜えびなどの保存食は、西南の役や日清・日露戦争の戦地へも運ばれ、殖産興業・富国強兵への一端も担っていったのでした。
今回の特別展では、一般的な打瀬網漁に比べた帆引き船の特殊性、帆引き船が果した殖産興業の様子に焦点をあて、日本漁業史の中での位置づけや日本社会に与えた影響などを紹介いたします。

展示期間: 平成30年9月15日(土)~平成30年10月21日(日)
※月曜休館(祝日の場合は翌日休館)
開館時間: 午前9時~午後4時30分

記念講演会「日本漁業史の中の帆引き船」
日時:平成30年10月21日(日)13時30分~15時
場所:かすみがうら市歴史博物館研修施設(旧歩崎公園ビジターセンター研修室)

 

 

 

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このページに関するお問い合わせは歴史博物館です。

〒300-0214 かすみがうら市坂1029-1

電話番号:029-896-0017 ファックス番号:029-896-1168

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