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霞ヶ浦の帆引き船物語
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帆引き船の民俗
 
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道具
 
ドウコ
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道具
 
ドウコ
帆引き網漁は7月21日から12月20日までが漁期でした。夜にする漁なので冬場は寒く辛い漁でした。
船の上での寒さ対策は?
 
中村さん
  あったまるのはあったんですよ、あの火鉢っちゅうかドウコっつうのか?あったんですよ。中さ炭いれてあったまるんですよ、それがとても熱くなるんだよね。あんまりおくと今度は船がこげっちゃうの。
 
ドウコ
  ドウコは船の上で使う火鉢のようなものです。時にはこれでカワの水を沸かし、お茶を飲むこともあったといいます。霞ヶ浦の水は井戸の水より甘く、おいしかったので家から水筒を持っていくことはありませんでした。
漁の合間の食事は持参したお弁当と、カワの水で入れたお茶で済ませることが多かったようです。ドウコを枕の代わりにして寝ていたなんていう話も聞きました。本当に便利な道具ですね。
 
 
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