平成29年度企画展1「伊藤幾久造とかすみがうら市」
ごあいさつ
挿絵画家として著名な伊藤(いとう)幾久造(きくぞう)は、昭和18年に東京から下大津村(しもおおつむら)戸崎(とざき)(かすみがうら市戸崎)の松学寺(しょうがくじ)に疎開(そかい)しました。松学寺には、幾久造の妻すずの姉さよが第32世銀亮和尚へ嫁いでいた関係で疎開したようです。ここでの暮らしの中で、幾久造は、戸崎地区をはじめ、近隣の人々に大変世話になり、そのお礼にと様々な絵を和紙や色紙に描き人々に贈りました。その後も、出島地域(戸崎地区を含むかすみがうら市東部地域)の人々と交流を深め、この地域に多くの作品を残しています。これら幾久造が描いた作品が、近年にかすみがうら市内でまとまって発見されました。これらの作品や地域の伝承からは、当時の幾久造の人間性や地域の人々の交流が窺えます。
今回の企画展は、知られざる伊藤幾久造とかすみがうら市の関わりを作品を通じて紹介するものです。多様な絵の内容、すばらしき作品から伊藤幾久造の世界を体感していただければ幸いです。
会期
平成29年4月29日(土)~平成29年7月23日(日)
※月曜休館(祝日の場合は翌日休館)
開館時間
午前9時~午後4時30分
問い合わせ先
このページに関するお問い合わせはかすみがうら市歴史博物館です。
〒300-0214 かすみがうら市坂1029-1
電話番号:029-896-0017 ファクス番号:029-896-1168
アンケート
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- 2017年9月21日17時15分
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