平成29年度特別展「伊東甲子太郎と幕末の同志」
平成29年度 第40回特別展 伊東甲子太郎と幕末の同志 没後150年記念
今年、平成29年(2017)は、慶応3年(1867)に伊東甲子太郎が亡くなってから150年となる年です。
伊東甲子太郎に関しては、かすみがうら市を代表する歴史人物として、何度か取り上げ紹介してまいりました。今回は、伊東甲子太郎の人生と共に、甲子太郎を支えた人々や志を受け継いだ人々を紹介いたします。
特に、深川中川町の屋敷で、伊東甲子太郎家族と共に住み、伊東道場で学問と剣術を甲子太郎から学んだ金澤鎗次郎に注目しました。鎗次郎は、甲子太郎が新選組に入隊する元治元年(1864)の時は、9歳でした。金澤家と甲子太郎一族は、その後も共に交代寄合本堂家に仕える立場以外にも、養子縁組を行うなど親戚関係にもなっていく家柄でした。
鎗次郎は、甲子太郎の志を引き継いだと考えられ、維新後は人材育成の立場から国づくりに貢献していった人物です。大正3年(1914)発行の明治時代における茨城県を代表する教員を顕彰した『茨城県教育家評傳』(鈴木兎園編著)には、「教育の金澤と県下に称えられたる」と鎗次郎の偉大さが紹介されています。
今回は、伊東甲子太郎とゆかりの人物を紹介することにより、甲子太郎の人間性や亡くなった後にも多くの人々に影響を及ぼしたことを感じ取っていただければ幸いです。
会期 平成29年11月11日(土)~平成30年3月4日(日)
※月曜休館(祝日の場合は翌日休館)
開館時間 午前9時~午後4時30分
地図を見る:歴史博物館
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〒300-0214 かすみがうら市坂1029-1
電話番号:029-896-0017 ファクス番号:029-896-1168
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- 2017年11月15日10時25分
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