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帆引き船とは
> 帆引き船の製作工程[木ごろし]
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ミヨシ(水押し)の取り付け
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根板と上板
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ジマツラ(トネ木)と竜骨
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地そうがん(帆柱立て)の取り付け
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アカ(銅板)張り
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完成状況
木ごろし用の
玄能
(
げんのう
)
■
木ごろしは平らに満遍なく叩く。
叩いたその日に板と板を打ち付ける。
晴れて、湿気の少ない時間を選ぶ。
(午前10時から午後3時頃まで)
乾燥している木ほど木ごろしがきいて木がへこむ。
■
時間がたつと叩いた部分が元に戻る。
木質の復元力を利用し、接合部を
密着させる方法である。
拡大写真
■
叩いて木を圧縮させる。
水に浮かべると水分でいっそう膨らみ接合がより強くなり水が漏れない。