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帆引き船とは
> 帆引き船の製作工程[アカ(銅板)張り]
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杉材の切り出し
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杉の製材
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シラタ取り
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杉材の乾燥
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すり合わせ
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あてずり
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木ごろし
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和クギで板と板を合せる
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焼き曲げ
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ミヨシ(水押し)の取り付け
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根板と上板
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ジマツラ(トネ木)と竜骨
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地そうがん(帆柱立て)の取り付け
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アカ(銅板)張り
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完成状況
板を張り合わせた所、クギを打った箇所、埋木した節、ミヨシなどは、水がしみて腐りやすいため、銅板でふさぎ腐食を防ぐ。
銅は、雨風にさらされると酸化し、「ろくしょう」というさびを出す。
この「ろくしょう」には、殺菌作用があり、木を腐らせるのを防ぐ。
銅板は昔から神仏仏閣などの屋根などにも使われてきた。
ふし穴を目抜きしたところ
船先の内側 [
拡大写真
]
銅板がしっかり張られている。