ミヨシの役割
帆引き船の船首には大きなミヨシが取り付けられており、船の名前の由来にもなっている。
霞ヶ浦は湖底が浅いため少しの風でも波が立ちやすい。大風の時ほど、帆引き漁には好条件なのだ。そんな中漁師たちは、船を流すために風上に向かって漕いでいかなければならない。霞ヶ浦の波は海に比べると波間が短いため、波に乗れず断続的に波をたたきながら進むことになる。その衝撃は海の比でないといわれている。大きなミヨシはそのような波を切るためにある。
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