第17回世界湖沼会議(いばらき霞ヶ浦2018)
世界湖沼会議とは
世界湖沼会議(World Lake Conference、WLC)は、1984年(昭和59年)に滋賀県の提唱により琵琶湖で開催された「世界湖沼環境会議」の後進として、世界各地で開催されている国際会議です。
会議には、研究者だけでなく行政担当者、企業、市民など様々な分野の参加者があつまり、世界の湖沼及び湖沼流域で起こっている多種多様な環境問題やそれらの解決に向けた取組について意見交換を行い、その総括と成果として、開催地から世界に向けた湖沼保全のための宣言を発信しています。
会議は、公益財団法人国際湖沼環境委員会(ILEC)と開催国の団体等との共催で概ね2年ごとに開催されています。これまで、日本、米国、ハンガリー、中国、イタリア、アルゼンチン、デンマーク、ケニア、インド、インドネシアで開催されてきました。
※詳細については世界湖沼会議準備室のHP(新しいウィンドウが開きます)をご覧ください。
第17回世界湖沼会議(いばらき霞ヶ浦2018)のテーマ
世界の多くの湖沼は、水質汚濁の振興、生物多様性の喪失、気候変動の影響など様々な問題に直面しています。
そのような中で、生物の多様性を包括的に保全し、生物資源の持続可能な利用を行うための国際的な枠組みとして1992年(平成4年)に生物多様性条約が締結され、、2010年(平成22年)に我が国で開催された生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)において、生物多様性に関する2011年(平成23年)以降の新たな世界目標である条約の新戦略計画が採択されました。
一方、国連の主唱により2001年(平成13年)から2005年(平成17年)にかけて生態系に関する大規模な総合的評価として、ミレニアム生態系評価が実施され、生態系の変化による人間の生活の豊かさへの影響が示されるとともに、生態系サービスの価値の考慮、損なわれた生態系の回復などが提言された。
また、2015年(平成27年)に国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の国際社会共通の目標「持続可能な開発目標(SDGs)」では、特に湖沼環境に関連するものとして、「水・衛生の持続可能な管理」や「陸域生態系、森林管理、砂漠化への対処、生物多様性の保全・回復」が掲げられています。
こういった背景を踏まえ、第17回世界湖沼会議は、
「人と湖沼の共生ー持続可能な生態系サービスを目指してー」
をテーマとし、開催することとしました。
↑第17回世界湖沼会議(いばらき霞ヶ浦2018)シンボルマーク
会議スケジュール(案)
日 程 | 午 前 | 午 後 | 夜 | 終 日 | |||
会議前 プログラム |
10月14日(日) | 学生会議 | 歓迎パーティー | ー | |||
登録受付 | |||||||
第17回 世界湖沼会議 |
10月15日(月) |
開会式 |
いばらき 霞ヶ浦賞 授与式 |
基調講演 | 湖沼 セッション |
レセプション | 展示会 |
10月16日(火) | 政策フォーラム | 湖沼セッション | ワークショップ (自主企画) |
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分科会 | |||||||
10月17日(水) | エクスカーション(視察) | ワークショップ (自主企画) |
ー | ||||
10月18日(木) | 霞ヶ浦セッション | 参加者交流会 | 展示会 | ||||
分科会 | |||||||
10月19日(金) | 会議総括 | 閉会式 | ー | ||||
会議後 プログラム |
10月20日(土) ~21日(日) |
オプショナルツアー |
※会議のスケジュールは今後随時変更になる可能性があります。
霞ヶ浦セッション
霞ヶ浦流域関係者等が持続可能な生態系サービスに向けた取組について討議を行います。
湖沼セッション
国内外の湖沼流域の市民、行政、研究者等が活動内容や施策等について討議を行います。
サテライトセッション
霞ヶ浦流域及び涸沼沿岸等の拠点施設においてフォーラムや環境関連行事を開催します。
※サテライト事業の詳細はこちら
参加登録について
登録区分と登録料
通し参加(単位:円) | 一日参加(単位:円) | |||||
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早期 | 通常 | 当日 | 事前 | 当日 | ||
期間 | 2/5~7/16 | 7/17~9/14 | 10/14~10/19 | 2/5~9/14 | 10/14~10/19 | |
区分 | 一般 | 16,000 | 18,000 | 20,000 | 4,500 | 5,000 |
学生 (大学生・院生) | 10,000 | 12,000 | 2,500 | 3,000 | ||
同伴者 (親族) | 4,000 | 1,000 | ||||
茨城県民 | - | 1,000 |
備考
- (1) 参加登録には、「通し参加」と「一日参加」の二通りがあります。
- (2) 学生料金は、会議期間中(2018年10月時点)に学生(大学生,院生)である方が対象となります。学生料金で登録いただく場合、学生証や所属機関からの公式文書などの書類をご提出いただきます。提出方法は登録画面及び登録完了後の登録完了通知メールにてお知らせいたします。(高校生以下は無料となります。)
- (3) 多くの茨城県の方々に参加していただくため茨城県民特別料金で参加される方は、茨城県内に居住、通勤若しくは通学していることが分かる書類をご提出いただきます。提出方法は登録画面及び登録完了後の登録完了通知メールにてお知らせいたします。
- (4) 途上国からの参加者については、途上国料金を設けます。詳細は公式ホームページ(英語版)(新しいウィンドウが開きます)をご覧ください。
- (5) 学生(大学生・院生)の通し参加料金は2018年3月2日付けで変更しました。
登録料に含まれるもの
- 大会プログラムへの参加(通し参加料金:10/15~19、一日参加料金:10/15~19各日) (歓迎パーティ等オプション料金が設定されているプログラムへの参加は、オプション料金の項目から申込みが必要となります。)
- コングレスキット(プログラム,抄録集,名札,パンフレットなどを含みます。)
- ※ただし、茨城県民特別料金で参加される方は、分科会等での発表はできません。 また、コングレスバッグや抄録集等の配布も予定しておりません。
オプション料金
以下の関連催事への参加料金は、参加者区分、登録時期にかかわらず同一です。ただし、定員に達した場合、参加をお断りすることがあります。その場合は、別途通知のうえ、お支払金額を返金させていただきますので、ご了承願います。
また、オプショナルツアーについてはこちらを、学生会議についてはこちらをご確認ください。
催事名 | 開催日 | 料金 |
---|---|---|
歓迎パーティー | 10/14(日) | 5,000円 |
エクスカーション | 10/17(水) | 2,000円 |
参加者交流会 | 10/18(木) | 5,000円 |
備考
- (1) エクスカーション、歓迎パーティー、参加者交流会は、通し参加される方が優先されます。
- (2) 同伴者(一般参加者の親族のみ対象)についても、別途、エクスカーション、歓迎パーティ、参加者交流会への申込が可能です。
事前参加登録期間
早期参加登録 | 2/5(月)~7/16(月) |
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通常参加登録 | 7/17(火)~9/14(金) |
登録方法
専用のオンラインシステムを利用して、参加登録ならびに支払を行ってください。
※登録方法の詳細やキャンセルポリシーについてこちら(新しいウインドウで開きます)
開催案内書
開催案内書 | |
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参考 |
関連リンク
- 公益財団法人国際湖沼環境委員会(ILEC)(新しいウインドウで開きます)
- 世界湖沼会議準備室(茨城県環境対策課内)(新しいウインドウで開きます)
- 霞ヶ浦問題協議会(新しいウインドウで開きます)
サテライトかすみがうら
帆引き船講演会&帆引き船シンポジウム「帆引き船と霞ヶ浦の魚食文化」
問い合わせ先
このページに関するお問い合わせは環境保全課です。
霞ヶ浦庁舎 〒300-0192 かすみがうら市大和田562番地
電話番号:(代表)0299-59-2111 / 029-897-1111 (直通)029-886-3304
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