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市内指定文化財

厨子

厨子 width=

 

  • 指定年月日
    昭50.9.27
  • 所在地
    かすみがうら市宍倉223
  • 所有者又は管理者
    堂山集落

宍倉の堂山観音堂にある、高さ75cm、幅59cmの漆塗り厨子です。現在、厨子のなかに千手観音像が置かれていますが、観音開きの扉の内側に左右合わせて二十三の菩薩像が金箔で描かれていることから、本来は阿弥陀如来像だったと思われます。厨子正面の壁には不動明王と毘沙門天像が描かれていますが、壁を削って描いていることから、安置された仏像が千手観音像に変わった時に手直しされたものと思われます。
左右の扉に描かれた菩薩像は、全身を金箔で描かれた皆金色で、楽器を持って雲座に乗っていることから、二十五菩薩来迎図であることがわかります。作風もすぐれており、製作年代は室町時代と考えられます。



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このページに関するお問い合わせはかすみがうら市歴史博物館です。

〒300-0214 かすみがうら市坂1029-1

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