立地適正化計画策定までの経過
かすみがうら市では、平成30年度(2018年度)から立地適正化計画の策定に向けた検討を開始し、この度「かすみがうら市立地適正化計画」を策定し、令和2年12月1日に公表しました。
計画の内容や届出制度についてはこちらをご覧ください。
また、関連する都市計画マスタープランも併せて改定しました。
※立地適正化計画の説明動画の配信はこちらをご覧ください。https://youtu.be/Ha8hFPofLzk ※通信料が別途かかります。
これまでの経過について
背景
かすみがうら市では、平成7年をピークに人口減少へと転じており、平成30年(2018年)10月1日時点で42,186人であるものが、2040年には33,095人※1まで人口が減少する見込みです。
人口が低密度化すれば、一定の人口密度に支えられてきた商業施設や医療機関等の都市機能を維持することが困難になっていきます。また、道路や公園などの都市基盤の老朽化等への対応についても、財政の負担が増加することが想定されます。
これは全国の多くの都市で課題となっており、生活サービス機能と居住を集約・誘導し、人口を集積し、さらにまちづくりと連携した公共交通ネットワークを再構築した、いわゆるコンパクト・プラス・ネットワークという持続可能なまちづくりの実現に向けて、都市再生特別措置法が2014年に一部改正され、立地適正化計画制度が創設されました。
※1かすみがうら市人口ビジョン(平成27年12月)による。
立地適正化計画とは
立地適正化計画とは、人口減少や高齢化社会に対応した持続可能なまちづくりを実現するため、基本的な方針や、居住や都市機能の立地を誘導すべき区域、誘導するために講じる施策等を示す計画です。
計画の策定については、かすみがうら市の現状を十分に分析し、課題を踏まえたうえで、多くの方々のご協力とご理解をいただきながら、2040年のあるべき姿を展望します。
立地適正化計画のイメージ
都市計画マスタープラン
都市計画マスタープラン及び立地適正化計画に関する説明の動画配信について
市では、概ね20年後のまちづくりの方針などを示す都市計画マスタープランの改定や立地適正化計画の新規策定に向けて検討を重ね、計画の案を作成しました。
両計画について、市民の皆さまに直接ご説明し、理解を深めていただくために説明会の実施を予定しておりましたが、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から動画配信へ切り替えました。
都市計画マスタープランに関する説明
※概要版の説明動画の配信はこちらをご覧ください。https://youtu.be/2H4aCCjWHJ8 ※通信料が別途かかります。
※意見公募は令和2年9月30日をもって終了しました。
立地適正化計画に関する説明
※概要版の説明動画の配信はこちらをご覧ください。https://youtu.be/TObx83sAync ※通信料が別途かかります。
※意見公募は令和2年9月30日をもって終了しました。
かすみがうら市都市計画マスタープラン改定及び立地適正化計画策定委員会
委員会の目的
都市計画マスタープランと立地適正化計画は、今後のまちづくりの重要な計画となることから、市だけでなく、市民や学識経験者などと協力しながら検討を進めていくことが重要です。
かすみがうら市では、計画策定の初期段階から多様な観点から検討を行うため、「かすみがうら市都市計画マスタープラン改定及び立地適正化計画策定委員会」を設置しました。
要綱の掲載
かすみがうら市都市計画マスタープラン改定及び立地適正化計画策定委員会設置要綱
委員の一覧
役職 | 氏名 | 備考 |
委員長 | 鈴木 啓之 | 茨城県建築士会土浦支部相談役 |
副委員長 | 横瀬 典生 | かすみがうら市副市長 |
委員 | 狩野 良和 | かすみがうら市都市計画審議会委員 |
委員 | 大橋 秀昭 | 神立駅西口地区土地区画整理審議会委員 |
委員 | 関口 慎 | 市民代表 |
委員 | 額田 源衛 | 市民代表 |
委員 | 小松塚 隆雄 | かすみがうら市市長公室長 |
委員 | 山内 美則 | かすみがうら市市民部長 |
委員 | 鈴木 芳明 | かすみがうら市都市産業部長 |
委員 | 石塚 洋二 | かすみがうら市建設部長 |
※令和2年度時点の委員であり、順次更新します。
これまでの経過
年月日 | 事由 | 内容 | 備考 |
平成30年11月9日 | 都市計画審議会 | 都市計画マスタープランの改定及び立地適正化計画策定の背景及び進め方の報告 | |
平成30年11月下旬から12月上旬 | 市民アンケート | 16歳以上の3,000人を対象に市民意識調査を実施 | まちづくりアンケート調査結果 |
平成30年12月12日 | 幹事会(市内部の検討会) | 主に立地適正化計画の説明 | |
平成31年1月18日 | 幹事会 | 分析の結果及び理念等の目標の検討 | |
平成31年1月31日 | 委員会 | 立地適正化計画の説明、分析の結果及び理念等の目標の検討 |
策定委員会パワーポイント |
平成31年2月7日 | 庁議 | 理念等の設定の決定 | |
平成31年3月 | 報告書作成 | 平成30年度業務の整理 | 平成30年度立地適正化計画報告書(1-22) 平成30年度立地適正化計画報告書(23-41) 平成30年度立地適正化計画報告書(42-64) 平成30年度立地適正化計画報告書(65-90) 平成30年度立地適正化計画報告書(91-111) |
令和元年11月1日 |
意見交流会及びアンケート |
参加者:下稲吉小学校PTA |
テーマ「神立駅周辺の賑わいづくりを考える」 ・神立駅周辺に充実させた方がよい施設 ・公共施設に充実させた方がよい施設 ・利用しやすい公園の機能 など アンケート内容 |
令和元年11月15日 |
意見交流会及びアンケート |
参加者:霞ヶ浦南小学校PTA |
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令和元年11月17日 |
意見交流会及びアンケート |
参加者:高校生会 |
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令和元年11月28日 |
意見交流会及びアンケート |
参加者:七会小学校PTA |
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令和元年12月2日 |
意見交流会及びアンケート |
参加者:下稲吉東小学校PTA |
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令和元年12月上旬 |
アンケート |
回答者:霞ヶ浦北小学校PTA 12名 |
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令和元年12月12日 |
幹事会 |
将来都市構造及び全体構想骨子(案)の検討、都市機能誘導区域及び居住誘導区域の考え方 |
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令和元年12月23日 |
委員会 |
将来都市構造及び全体構想骨子(案)の検討、都市機能誘導区域及び居住誘導区域の考え方 |
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令和2年1月20日 |
意見交流会及びアンケート |
参加者:商工会青年部 |
テーマ「神立駅周辺の賑わいづくりを考える」 |
令和2年1月23日 |
幹事会 |
策定委員会の結果報告、立地適正化計画骨子(案)・居住誘導区域及び都市機能誘導区域(案)の検討、区域指定に係る開発許可等の条例改正 |
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令和2年2月6日 |
委員会 |
立地適正化計画骨子(案)・居住誘導区域及び都市機能誘導区域(案)の検討、区域指定に係る開発許可等の条例改正 |
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令和2年2月17日 |
都市計画審議会 |
第1号議案 都市計画マスタープラン全体構想骨子(案)について |
議事録概要 |
令和2年3月 |
報告書作成 |
令和元年度業務の整理 |
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令和2年4月6日から4月20日 |
意見募集 |
都市計画マスタープラン及び立地適正化計画に対する意見募集を実施 |
|
令和2年6月16日 |
幹事会 |
都市計画マスタープラン(案)及び立地適正化計画(案)の検討 |
|
令和2年6月24日 |
委員会 |
都市計画マスタープラン(案)及び立地適正化計画(案)の検討 |
都市計画マスタープラン素案 |
令和2年7月1日 |
庁議 |
都市計画マスタープラン(案)及び立地適正化計画(案)の審議 |
|
令和2年7月29日 |
都市計画審議会 |
都計諮問第1号 かすみがうら市都市計画マスタープラン(案)について |
議事録概要 |
令和2年9月17日から9月30日 |
意見公募(パブリックコメント) |
都市計画マスタープラン(案)及び立地適正化計画(案)に対する意見公募を実施 |
都市計画マスタープラン(案) |
令和2年10月15日 |
都市計画審議会 |
都計諮問第1号 かすみがうら市都市計画マスタープラン(案)について |
議事録概要 |
令和2年11月6日 |
庁議 |
都市計画マスタープラン(案)及び立地適正化計画(案)の審議 |
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令和2年11月24日 |
庁内説明会 |
立地適正化計画策定に伴う職員説明会を実施 |
|
※備考欄については、該当事由当時の資料を添付しております。したがって、以降の会議等により変更等が発生している場合があります。
まちづくり意見交流会アンケート結果
市では、「住んでみたい」、「住んで良かった」と実感できるまちづくりを目指すとともに、少子高齢化や人口減少社会などの課題に対応したコンパクトなまちづくりを実現化していくため、新たな都市構造の形成に向けた『まちづくり意見交流会』を子育て世代の方を中心に実施しました。
市民の皆さんのまちづくりに対するご意見・ご提案は、市政運営に反映するよう努めてまいります。趣旨をご理解いただき意見交流会およびアンケートへのご協力ありがとうございました。
まちづくりに関する自由意見など
・子育て世代や学生が利用できる施設などの多機能化や神立駅周辺に待合所を兼ねた複合施設のニーズが高い。
・高校生においては、土浦市立図書館の利用者数が多く、また利用頻度も高いため、学習スペースや図書館などのニーズがある。
・あじさい館は、学習スペースやWi-Fiが完備されているため、子どもや学生の利用者が休日含め多数いる。このような機能は市街地でもニーズが高い。
・親子で遊べてボール使用可能な安全で大規模な公園なら利用したい。
・日常的に土浦市の公園や商業施設などを利用する傾向にある。
・交通手段が限定される高齢者や学生のために公共交通を充実させてほしい。
・神立停車場線など市内が暗く感じるので街灯を増設してほしい。
・市街地の悪臭を改善してほしい。
Q&A
問い合わせ先
このページに関するお問い合わせは都市整備課です。
霞ヶ浦庁舎 〒300-0192 かすみがうら市大和田562番地
電話番号:(代表)0299-59-2111 / 029-897-1111 (直通)029-886-3310
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