農薬成分(クロピラリド)が原因と疑われる生育障害発生について
農薬成分(クロピラリド)が含まれた輸入粗飼料を給与した家畜の堆肥を通じて、園芸作物やマメ科牧草などの生育に障害を起こす可能性があります。生育障害が生じやすいクロピラリド耐性の弱い作物はナス科、マメ科、キク科で次のようなものです。
〇特に弱いもの | (例)トマト、ミニトマト、大豆、えだまめ、さやえんどう、そらまめ、 キク、ヒマワリ、コスモス、アスター、スイートピー |
〇弱いもの | (例)ピーマン、ナス、さやいんげん、にんじん、しゅんぎく、ふき、ひゃくにちそう |
堆肥を販売・譲渡・施用する際にはご留意ください。
※クロピラリドは家畜の体内から速やかに排出され、家畜や人に対する毒性が低いため、飼料に含まれていても、家畜や人の健康に影響を及ぼす心配はありません。
【畜産農家の皆様へ】
・牛または馬の排せつ物に由来する堆肥を販売・譲渡する場合は提供先と(1)クロピラリドに関する情報(2)堆肥の原料に関する情報(3)給与飼料に関する情報などを共有しましょう。
・生物検定を実施した場合は、その結果を伝達しましょう。
・マメ科牧草の生産に堆等を施用する場合は生物検定などによって生育障害が出ないことについての確認や、堆肥製造時活性炭の混合等の被害軽減対策を実施した上で施用しましょう。
【堆肥製造・販売業者の皆様へ】
・家畜由来の堆肥を販売・譲渡する際には、情報を共有しましょう。
【耕種農家・育苗業者の皆様へ】
・堆肥の情報を確認しましょう。
・堆肥の施用量を遵守しましょう。
【培土製造・販売業者の皆様へ】
・牛または馬由来の堆肥を含む培土を販売・譲渡する際には、情報を確実に伝達しましょう。
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