出島のシイ
【県指定文化財 天然記念物】
この椎は、長福寺の山門右側にうっそうと繁る古木で、樹高は15メートル、幹の周囲は7メートルにおよびます。樹齢700年といわれ四方に張った枝は力強く、樹の姿は見事でしたが、平成10年頃、スダジイバチやカミキリムシに食害され瀕死の状態に至りました。現在は、延命対策事業を講じて回復の兆しが見えております。
長福寺は、真言宗の名刹で末寺も36か所におよんだ格式ある寺でありましたが、現在は焼失し、この椎と山門が面影を忍ばせています。万葉集の研究家で知られる恵岳(えがく)は、この寺の住職であったといわれています。
地図を見る:出島の椎
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