木造十一面観音菩薩坐像
【県指定文化財】
深谷地区の真言宗法蔵寺の本尊で、桧材による寄木造り、像高90センチメートルの十一面観音菩薩像です。玉眼入りの四臂像で、首ほぞを設け、内刳りを施し、各腕を両肩で矧ぎ付け、両脚部を矧ぎ寄せています。金箔塗ですが度々の火災にあい、光背や台座は失われ、化仏も三面を残すのみとなっています。宝髻を高く太めに刻み、面相にも張りがあって全体的にすぐれた仏像です。製作年代は鎌倉時代と推定されています。
所在地 | かすみがうら市深谷1399 |
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所有者または管理者 | 法蔵寺 |
地図を見る:法蔵寺
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