絹本著色阿弥陀三尊来迎図
【県指定文化財】
宍倉地区の浄土宗最勝寺にある阿弥陀如来来迎図で、宍倉城主である菅谷隠岐守の母が寄進したと伝えられています。阿弥陀如来、観音菩薩、勢至菩薩が三幅に分かれて描かれており、それぞれ縦100センチメートル、横44センチメートルの大きさです。中央の阿弥陀如来は、上品下生の印を結び、右の観音菩薩像は蓮台を持ち、左の勢至菩薩は合掌して踏分け蓮華にのっています。製作時期は、鎌倉時代末期とされてきましたが、近年では江戸時代の作とする見解もあります。なお、元禄4年(1691)に水戸藩2代藩主徳川光圀によって修理されたといわれています。
所在地 | かすみがうら市宍倉787 |
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所有者または管理者 | 最勝寺 |
地図を見る:最勝寺
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