鰐口
【県指定文化財】
鰐口は、社寺の建物の軒下に吊るし、祈願のために前に垂らした綱を引いて打ち鳴らす梵音具です。本鰐口は、青銅製で直径33センチメートル、厚さ7.3センチメートルを計り、全体的に薄手の作です。中央の撞座を直径6cmの蓮華座とし、その外は同心円の圏線によって5区に分けられており、外側に下記のような銘文が陰刻されています。
「常州國南野庄安食郷太宮鰐口 応永十年癸末三月廿八日 浄超敬白」
この銘文から、太宮神社の社僧である浄超が応永10(1403)年に奉納したものであることが分かります。
所在地 | かすみがうら市安食1071 |
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所有者または管理者 | 太宮神社 |
地図を見る:太宮神社
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