木造十一面千手観音立像
【県指定文化財】
須賀神社の別当であった、朝日山千手寺慈眼院(廃寺)の本尊です。像高189cmの十一面千手観音菩薩立像で、寄木造りです。合掌手と宝珠手のほか四十臂をもち、高い宝髻の外側に化仏が配されています。ふくよかな頬をもち、切れ長の眉と引き締まった口元に、鎌倉時代の写実的な表現法を見ることができます。しかし、天衣を左右とも同じようにするなど、時代の下がる要素も現れています。 現在は観音堂脇の収蔵庫に移されていますが、もとは元禄15年(1702)に造られた、市指定文化財の千手観音堂に祀られていました。
所在地 | かすみがうら市中志筑1325 |
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所有者または管理者 | 須賀神社 |
地図を見る:千手観音堂
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