木造阿弥陀如来坐像(文殊院)
【市指定文化財】
この像は、像高が88.2センチメートルでヒノキ材の寄木造、膝の上で定印(じょういん)結び、結跏趺坐(けっかふざ)しています。頭頂部の肉髻(にっけい)は高く、額の髪際はゆるい波形で、頭部と体部は前後二材で矧ぎ合わされています。平安時代の作風を伝えていますが、やや角張った顔と強い目鼻立ちの表現、水晶を入れた玉眼という技法、衣文(えもん)の固い表現などから、鎌倉時代末頃の作と推定されます。
境内にあった阿弥陀堂の本尊ですが、真言宗に改宗される前の常玄寺の本尊であったと考えられます。
所在地 | かすみがうら市下志筑675 |
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所有者または管理者 | 文殊院 |
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