銅造薬師如来懸仏
【市指定文化財】
鏡板が失われている、薬師如来の懸仏です。像高18.2cmを計る半肉彫で、右手は施無畏印、左手に薬壺を持つ姿で、頭部の螺髪は省略されていますが、衲衣や蓮弁などの鋳出しは良好です。両手首は枘差し、本体と台座は別々の鋳造とみられますが同時のもので、現在は剥落していますが、漆箔が施されていました。製作年代は、鎌倉時代後半から南北朝時代初期と推定されます。
所在地 | かすみがうら市坂3573 |
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所有者または管理者 | 個人(市歴史博物館寄託) |
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